
魍魎の匣
京極夏彦
講談社文庫
”もうりょうのはこ”と読みます。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)の魍魎ですね。
ちみもうりょう…見ないで書けますか?私は書けないよ。
つか4文字ともモニタで見ても違いがよく判らん…
この作品のおかげで”はこ”という字というのは、いろんな書き方があるのだということを知りました。
「箱」「凾」「匣」「筺」等…他にもあるんですけど変換できないので…それぞれ器として意味は一緒なんですが、微妙にニュアンスが違うようです。
さて今回も「魍魎」というキーワードは妖怪の名前として紹介されますが、物語上は妖怪自体を指すのではなく、宗教として、人の行動の根底のある状態など、さまざまな呪として定義されています。
「匣」も箱型のものも登場しますが、これも多くは呪として使われます。
ただ残念なのは、登場人物が多いため(前作の「姑獲鳥の夏」も多いなあと思ったけど今回はさらに)、それぞれの個性が行動が十分描けてないように感じることです。






